OpenAIで赤線の位置を探す(v33)

採点と添削文の作成はこれまでどおりChatGPTで行います。この連携は、指定した原文が答案のどこにあるかを探すために使います。100%の読取・配置精度は保証しません。

1 接続情報を保存

  1. OpenAI Platformで課金設定とプロジェクト用APIキーを用意します。キーの権限はRestricted → ResponsesのWrite。APIキーはチャットや答案画面に貼り付けません。
  2. Cloudflare Pagesの対象プロジェクト → Settings → Variables and secrets → Add。TypeはSecret、名前は OPENAI_API_KEY、Valueにキーを貼り付けSave。
  3. 既存の HANDWRITING_PASSWORD を残します。Azureと併用する場合は AZURE_DOCUMENT_ENDPOINT と AZURE_DOCUMENT_KEY も残します。
  4. このZIPをCreate deployment → Production → Save and deployで反映。アプリ上部がv33になっていることを確認します。

2 予算の上限を設定

初回購入額と自動チャージの上限は、月間のAPI利用停止設定とは別です。使い始める前に設定してください。

  1. OpenAI PlatformのOrganization settings → Limits → Spend → Edit spend limitで月間額を設定し、Enforce a hard limitをオンにして保存します。アラートだけでは利用は停止しません。
  2. 月6,000円以内を目標にするなら、例えばOpenAIの税別上限を25ドルから始めます。1ドル150円と仮定すれば税10%込み4,125円ですが、為替・カード手数料・Azure料金を別途見込んで調整してください。円額を固定する設定ではありません。
  3. 上限の反映は即時ではなく少額超過の可能性があります。厳密な円建て総額の保証ではありません。OpenAIとAzureは別請求です。Azure側もCost Managementで使用額と予算通知を確認します。

OpenAI公式:利用停止付きの上限設定

3 最初は1ページで確認

  1. 元の答案PDFを開き、「4 指示から自動で赤線を引く」で「手書き+AI補助」を選びます。Azureへの接続に問題がある場合は「OpenAI Solのみ」で、画像から候補を探せます。
  2. アプリの利用パスワードを入力。「OpenAIの保存設定を確認」は設定形式を確認するだけで、APIキーの有効性は実際の依頼時に確認します。有料の読み取りはしません。
  3. 「自動赤線の指示」に、設問・番号・ページ・答案にある語句・減点を貼り付けます。確認済み原文を別に貼る操作は不要です。
  4. 赤線用の指示をいつもどおり貼り付け、Azure・OpenAIそれぞれへの送信と料金を確認しチェック。最初は1ページの指示だけで実行します。1ページ最大25件です。
  5. 赤線の自動配置は「広め」が初期設定です。位置を特定できたAI候補も自動配置します。「慎重」に切り替えると「候補を確認して配置」から原文・赤線・番号・減点を確認できます。
  6. 見つからない/位置が違う場合は「手動で位置を指定」。元の文字を1行ずつ、最大6範囲で囲み、赤線を確認して配置します。この操作は外部送信しません。
  7. 最後に各ページを確認し、必要なら移動・消しゴムで調整して完成PDFを保存します。既存の添削文・手書き・記号枠は使い続けられます。

通信・再実行・料金表示

モデルはgpt-6.1-sol固定、1依頼の出力上限は12,000トークン(内部推論を含む)。画像の自動再送や高額モデルへの自動切替はしません。結果受信済みなら同じ画像・指示の結果を再利用します。赤線の指示を変えると新しい有料依頼になります。

通信失敗・中止で結果が不明な依頼は、この画面を開いている間は再送を止めます。結果や受付情報の削除、ページの再読込、別PDFへの切替で再依頼できるようになり、追加料金の可能性があります。受信済みのAI結果は端末のメモリ内だけです。配置候補と完成した線は作業として自動保存されます。

画面上部の「API料金の目安」で、更新後このブラウザに記録できた依頼を日本時間の月別で確認できます。OpenAIは受信使用量、Azureは受付済みの枚数と入力した契約単価から計算します。円換算の初期値は1ドル150円の固定値で変更できます。残高や請求総額ではなく、未確認の依頼・税・カード手数料などは含みません。月6,000円の目安は表示だけで利用を停止しません。料金記録はPDFや読取結果のキャッシュとは別に保存し、JSONでも保存・復元できます。過去の合計額はOpenAIとAzureの管理画面で確認してください。

実際の手書き答案を用いた精度・料金の測定は、接続後の1ページテストで行ってください。AIの推定した位置は必ず人が確認します。

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